働きウーマンインタビュー・小田切恵さん

「マクロビオティック」。皆さん、この言葉を知っていますか?
歌手のマドンナやカーター元大統領など世界の多くの著名人が実践し、日本でもブームになっている「マクロビオティック」。本日は、このマクロビオティックをいち早く仙台で取り入れ、これをテーマとしたカフェ&料理教室「まくろび庵」を運営している小田切恵さんにお話を伺いました。

自分自身と向き合う「マクロビオティック」

小田切さん・写真1

現在のお仕事について教えてください。

「マクロビオティックのお料理教室を開講し、そこで講師として教えています。また、『まくろび庵』というカフェを開いていて、添加物やお砂糖を使わないナチュラルスイーツの販売やマクロビオティックの料理に使用する食材などの販売も行っています。」

マクロビオティックとはそもそも何なのでしょうか?

「マクロビオティックは、単に『健康にいいお食事』と思われがちですが、本来は、自分がいかに自分らしく生きていくか、を目指すところとしていて、東洋哲学の考え方が入っています。人間の体は全て食べ物でできていますから、私たちの心や体の状態はどのような食べ物を摂るかによって変わってきます。そこで、自分らしく生きるためにはどんな食べ物を摂ればよいか、自分らしく生きるためのツールとして食べ物を考えるのです。そのためには、今自分がどんな状態で、どんな食材を必要としているのかを考える必要があるので、すなわち自分自身に向き合うことでもあるのです。」

自分自身とひたすら向き合い、今自分に何が必要なのかを知る。現代の忙しい日々を送る私たちにとって、忘れがちなプロセスですよね。

毎日がパワーのもらえる仕事

小田切さんは、様々な方のそういったプロセスに立ち会っているのですよね?

「はい、講義の中でお話しをしていくと、生徒さんの考え方が変わっていきます。その変化の瞬間に立ち会えるのは本当に嬉しいですね、毎日パワーをもらえる仕事です。そんな生徒さんたちを見ていると、自分もどんどん謙虚になり、一生懸命生きようという気持ちになります。」

マクロビオティックまでの長い道のり

小田切さん・写真2

最初から今の仕事を目標にしておられたのでしょうか?

「いいえ、高校卒業後、銀行員として働き始めて、結婚を機に退職しました。その後、夫の転勤で仙台に移り、データを入力する仕事に就きました。が、仙台に来てから、ストレスで自分の心がいい状態ではなくなってきていたんですね。そのころから、『何か始めたい』と思うようになりました。昔から植物が持つ癒しの力を感じていたので、フラワーアレンジメントや、アロマテラピーの勉強を始めました。アロマの教室を主宰するようになってから、生徒さんたちが自宅に遊びに来るようになって、もともと大好きだった料理をふるまう機会が多くなったんです。ご飯を食べながら悩み事を聞いていると、皆さん元気になって帰っていくんですよね。それからですね。ご飯って大事だなと思うようになって、食の世界でやっていこうと決めたんです。そんなときに、偶然マクロビオティックのことを知り、勉強することを決め、アロマの教室を閉めました。」

「最初、仙台の調理の現場やマクロビオティックの食材店などで経験を積みながら、当時東京にしかなかったマクロビオティックの学校に、月1回の集中講座を受ける形で3年ほど通いました。卒業後はフリーとして活動を始め、その数年後、自分が思うマクロビオティックを仙台に伝えたいという思いから『まくろび庵』を開きました。1ヶ月というオープンまでの短い期間で、お店の内装や準備は全て自分たちスタッフで行いましたね。」

やりたいと思ってやったことは全てつながっていく

今に至るまでに、いろいろなお仕事を経験されていますね。

小田切さん・写真3

「はい。でも、全てつながっていると思います。その時その時で自分がやりたいと思ったことをしていこうと思った結果が、今なのでしょうね。やらされているという気持ちで仕事をしているとパワーにはならないけれど、自分がやりたいと思ってやっていることにはパワーが出てきます。だから、自分がやりたいと思ってやっていることは絶対に未来につながっていくと思うのです。」

自分のやりたいことを積み重ねていく・・・その過程において、時には環境を変える必要が出てくると思います。しかし、現状維持に甘んじてしまい、環境を変えることを躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか?

「それぞれの自由意志で選択している道ですから、それでもいいと思うのです。ただ、自分が輝いているかどうかが一番大事。もし、自分は輝いていないと思えるなら、まず『なぜ輝いていないのか』を自分の中でよく考えてみることです。そして、環境を変えるところまでいかなくても、自分のレベルが上昇できるような選択をしていく必要があると思います。」

自分が輝くためにはどうしよう?と考える前に、今の自分はどれくらい輝けているのだろう?そんなふうに自分を見つめてみる・・・、ステップアップの際には、忘れてはならない過程ですね。

自由で輝いているおばあちゃんになりたい!

最後に、今後の夢を教えてください。

小田切さん・写真4

「自分も含めて、生徒さんやお客様皆さんが輝いている場を作っていきたいです。最近では、今まで教えてきた生徒さんが『先生』として教えることがきるサポートシステムも始めました。また、自分がもっといい状態でいられるような環境を作っていきたいです。自分が輝いていなかったら、誰かを楽しませることはできませんからね。現実には、お店の経営や資金やいろいろな波がたくさん押し寄せてきますが、心から楽しみながら遊ぶ、ということを忘れないでいきたいですね、これからもずっと。そして、自由で自分らしく輝いているおばあちゃんになりたいですね。それが夢です。」

おだぎりめぐみさん Profile
福島県喜多方市出身。1960年生まれ。若林区新寺にある、マクロビオティックのカフェと料理教室「まくろび庵」を経営。マクロビオティック料理教室の講師として活躍する傍ら、マクロビオティックの考え方をコンセプトとしたカフェの経営も行っている。ハンドルネームは、「13うさぎさん」。「13」という数字は、昔から、迷ったり、チャレンジしたりしているときにゴーサインのように現れる特別な数字だとか。

Contents

橋朋子さん(vol.6)
株式会社データウェイ・システムズ 総務部

オスブルグ里奈さん
(vol.5)

阪急交通社
二係(海外チーム)

ウェンディ畳指さん
(vol.5)

JC-21教育センター
教育部主任

小田切恵さん(vol.4)
まくろび庵

上野千恵さん(vol.4)
マルニ食品株式会社
企画開発室課長

佐向真理子さん(vol.3)
ミュージシャン
受付事務

森谷聖子さん(vol.3)
ベジタブル&フルーツマイスター

岡田佳子さん(vol.2)
富士通東北システムズ
経営企画室

菅原ゆうこさん(vol.2)
フリーアナウンサー

佐藤美喜子さん(vol.1)
NECソフトウェア東北
東北大学経済学研究科

高橋香織さん(vol.1)
アロマプロデューサー