働きウーマンインタビュー・高橋香織さん

アロマショップ&リフレクソロジーサロン「Style-up」を経営。アロマに関わる分野で幅広く活動していらっしゃる高橋さん。今のお仕事に至るまでには、どのような経緯があったのでしょうか?

子どものため、自分のために前に進むことにした

大学を卒業後、3年ほど東京の警備会社で営業として勤務されていた高橋さん。その後は結婚。札幌、仙台と移り、一旦は子育てに専念することとなります。しかし、日々子育てへのストレスがたまる一方。

「子育てをしていると、やはりストレスがたまっていて、自分の状態が良くないな、子どもに対しても良くないなと感じていたんです。どうしたら今の状態が良くなるかな、と考えたときに、手に職をつけたい、何かを始めたいと思うようになりました。」

そこで高橋さんが選んだのは、札幌在住中に興味を持った『リフレクソロジー』でした。

本当に癒されているの?

アロマ・写真

そして、子育ての傍らリフレクソロジーのスクールに通いリフレクソロジストとしての資格を取得。また、リフレクソロジーを学ぶ中で、「アロマセラピー」に関する勉強も始めたといいます。その後は、通っていたスクールが直営しているサロンで働き始めることができた高橋さん。しかし、実際にリフレクソロジーの現場を覗いてみると、そこには理想と現実の大きなギャップが存在していました。

「私は、お客様に『癒し』を提供するんだという思いで仕事を始めました。しかし、当時はすごくリフレクソロジーが流行っていて、次から次へとお客様がいらっしゃって、お話もできない、終わればすぐに次の人がまわってくる、といった感じ。これは本当の癒しじゃないんじゃないかな、という思いがありました。」

高橋さんに独立の誘いが来たのはちょうどその頃でした。

「お客様として来ていた方が、『私、リフレクソロジーサロンをやりたいと思っているんだけど、あなたの好きなようにやってみない?』とおっしゃってくださったんです。資金はオーナーに提供いただいたのですが、私は運営の責任者として取引先やスタッフを開拓していき、新しいサロンをオープンさせました。」

新しいサロンの開設によって、リフレクソロジストとしてのスキルだけでなく、経営のマネジメントをいちから経験された高橋さん。サロンで数年間活躍されたのち、ついに独立を決意。自宅として新しくマンションを購入していたこともあり、ご自宅の一室を利用したリフレクソロジーサロンを開業することとなります。

「自分がリフレクソロジーを通して出来る事ってなんだろうと改めて考えたときに、今度は自分でやってみようと思ったんです。」

その後は、リフレクソロジーとアロマの知識を生かし、ご自宅のサロンにてアロマセラピーとリフレクソロジーによるトリートメントサービスを開始。その他にも、日常生活にアロマを取り入れていって欲しいという思いからアロマに関わる様々な活動を精力的に進められていきます。

Style-up 進化し続けるということ

高橋さん・写真1

現在に至るまで様々なステップアップを経験してきた高橋さん。

「自分の成長に関して、『今のままで満足』というのがないんです。どんなことがあっても前向きに頭の中で切り替えて進化し続けて行きたいんですよね。今の自分が出来ることを見極め、それを確実に達成していくんです。そうすると、いくつかの疑問が生まれてくる。その疑問から自分の理想を発見し、それに向かっていく。それの繰り返しなのかなと思います。」

一旦何かを手放してみるのもアリかもしれない

自宅サロンでのトリートメント業務に加え、日常生活にアロマを届けるための様々な活動に多忙となる高橋さん。そのような活動を続ける中で、高橋さんはある思いを胸に抱いたといいます。

「トリートメント業務もやりたいし、アロマを伝える活動もしていきたい。そういう思いがあって両方に精力を注いでいたのですが、どこかで『持ちすぎている』という思いもありました。そんな中、感じ始めていたことがあったんです。お金があって、時間を作ってアロマを学びにいらっしゃる方はもちろんなのですが、本当にアロマが必要な人は時間も取れないし、お金も出せないといった人がほとんどかなと。そんなことを考えると、今、日常生活の中でアロマを必要としている人に提案してあげることが、いま私がやるべきことかなと思ったんです。優先順位としてやっていける物が変わってきたのだと思います。」

現在は、ご自宅でのトリートメント業務を一時休止。「アロマプロデューサー」としての肩書きのもと、主に、アロマグッズのネット販売や、アロマの香りを生かしたイベントのプロデュース、オンラインサイトにおけるアロマセラピーの通信講座などで講師として活躍しておられます。

選択のトキ 働く女性たちへのメッセージ

これを読んでいる読者の方々の中には、人生の転機を迎えている方も多いはず。結婚、仕事、自分・・・・。そんな中で、様々な決断に迫られるときが来ることでしょう。そんな方々へ、高橋さんからメッセージをいただきました。

高橋さん・写真2

「まず、自分が一番何を大切にしているか、自分はどうなりたいのか、という理想を見つけてあげるんです。そこに対して、今自分が何をすべきなのか、優先順位をつけて選択してあげればいいと思います。自分の目的は見つけたほうがいいと思いますよ。生活のために仕事をしなきゃいけない場合ももちろんあるけれども、その中で自分の目的が見えていたら、絶対働き方が違ってくると思うんですね。仕事を変えなくても、違うことができると思いますよ。」


たかはしかおりさん Profile
1971年生まれ。宮城県仙台市出身。アロマショップ&リフレクソロジーサロン「Style-up」を経営。「アロマプロデューサー」として、アロマグッズのネットショップ運営や、アロマによるイベントプロデュース、及び、様々なスキルを自宅にいながら学べるオンライン通信講座「pre*pro school」で、アロマセラピー講師としても活躍中。その他にも、産後うつに苦しんでいる母親たちを対象とした「ママブルー」という活動に参加。産後うつのためのアロマセラピー講座で講師として活動している。

Contents

橋朋子さん(vol.6)
株式会社データウェイ・システムズ 総務部

オスブルグ里奈さん
(vol.5)

阪急交通社
二係(海外チーム)

ウェンディ畳指さん
(vol.5)

JC-21教育センター
教育部主任

小田切恵さん(vol.4)
まくろび庵

上野千恵さん(vol.4)
マルニ食品株式会社
企画開発室課長

佐向真理子さん(vol.3)
ミュージシャン
受付事務

森谷聖子さん(vol.3)
ベジタブル&フルーツマイスター

岡田佳子さん(vol.2)
富士通東北システムズ
経営企画室

菅原ゆうこさん(vol.2)
フリーアナウンサー

佐藤美喜子さん(vol.1)
NECソフトウェア東北
東北大学経済学研究科

高橋香織さん(vol.1)
アロマプロデューサー